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令和6年能登半島地震

RSY令和6年能登半島地震への対応(第9-3報)被災者のつぶやき

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。第9報以降は足湯や在宅避難者の個別訪問等でお聞きした被災者の「つぶやき」を中心に順次ご紹介致します。これら一つひとつの声から個別に必要なお手伝い、全体として対応が必要な生活課題を整理し、できるところから対応を進めています。震災から2か月が経ち、様々な心情が交錯する穴水町の今をご覧下さい。

#日本財団災害支援

(2024/2/20 女性・80代)
大変だった。避難所はここで3回目。次の移動があるときは、家に帰ろうかと思う。皆さんいろいろしてくださって不自由はない家が心配。早く帰りたい。

(2024/2/20 女性・60代)
息子と二人暮らし、避難所の食事はまあまあかな。段ボールベッドになってからよく眠れるようになった。入浴は温泉に3回行った。自衛隊のお風呂は制限時間があるので行っていない。家の片づけは息子1人でやっているのではかどらない。ボランティアを依頼しているが家の中に入る許可がおりない。

(2024/2/20 女性・90代)
家は亀裂が入って住めなくなった。生まれた頃から住んでいる。生きる気力もない。施設に入りたいが健康なので入れてもらえない。足湯して手を揉んでもらったことはなかったのでありがたい。2/28で91歳になる。海でボラ、アジ、ナマコをとって食べたので体は丈夫。

(2024/2/21 女性・60代)
突然のことで本当に驚いて、穴水が1番ひどい地域と思ったら輪島珠洲はもっとひどかった。親戚は無事だった。もう住めないがまだ住み続けたい。集落の11世帯のうち7世帯は引っ越ししてしまうので寂しい。90歳の母が仮設住宅ができたら戻ることができる。久しぶりにカツ丼を食べたら本当においしかった。目玉焼きを毎日食べていたので焼いて食べたい。

(2024/2/21 男性・60代)
一人住まいで家は住めない。2週間前まで車中泊。近所の倉庫なども使用していた。子供は遠くに住んでいる。大きい声では言えんけど、もうここに住むつもりはない。体は健康で大丈夫。

(2024/2/21 男性・60代)
天気が悪いと気分が下がっちゃうよね。でも、そうならないように頑張ってるんだよ。

(2024/2/21 男性・60代)
困り事と言えば、今後の生活が全く見えず、お金も必要となること。体調は特に問題はない。

(2024/2/21 女性・60代)
食事については問題なし。集会所での生活のためプライベートが確保されている空間が欲しい。仮設住宅に入りたい。地震以来熟睡できていない。

(2024/2/21 女性・70代)
夫と二人暮らし。本人は免許を返納し、車は1台のみ。移動販売は来てくれないので、買い物は困ることがある。地震直後に集落の60代の方々が頑張って道路を直してくれたので孤立集落にはならなかった。

(2024/2/21 女性・60代)
夫と一緒に来ている。日中のやることは男女で違う。子供たちも働きに行ってる。孫は私が耳が遠いからあまり話を聞いてもらえない。一緒にお話できてよかった。

(2024/2/21 男性・80代)
体調は悪くないのでなんとかやっている。田んぼが被害を受けて手が入れられていないのが気がかり。

(2024/2/21 女性・50代)
住宅は全壊になっちゃった。壊れた家は見たくないから見ないようにしている。2週間前にエアコンをつけたばかりなのにこんな生活になってしまった。明日金沢のアパートに引っ越すから今日で最後。アパートはすぐに見つかった。明日引っ越すから、最後に足湯に来た。

(2024/2/21 女性・80代)
80年間この地で育ったのでとてもつらいしここから出たくない。でも一人暮らしで、子どもからは金沢にこないと面倒が見られないと言われている。少しずつ家の片づけをしている。未練が残る(涙を流しておられた)。

(2024/2/21 男性・70代)
区長として、地震の発生時はすぐに住民の安否を確認に走り、一人のけが人も出なかった。

(2024/2/23 女性・70代)
2月8日にコロナウイルス罹患後、全身の倦怠感が続いている。あまり良く眠れていない。ご飯は食べられている。あっさりした味のものが食べやすい。

(2024/2/23 女性・80代)
前は役場の避難所にいたが転居してきた。生活環境が変わり、1日3時間程度しか眠れていない。最近体調の不調を感じて病院へ行ったが、コロナやインフルではなかった。風邪薬をもらってのんだら症状は落ち着いた。足湯は気持ちよかった。体が少し楽になった気がする。

(2024/2/23 女性・20代)
家族に会えるのが楽しい。自慢の孫がいる。この地震がなければもっと楽しいことがあったはずだと思う。手の乾燥が酷く痒みが治らないので月に一度の病院で診てもらっている。

(2024/2/23 男性・70代)
18年前、東京から実家へ戻ってきた。能登には良い所がたくさんあるので巡ろうと思っていた矢先、こんなことが起こってしまった。現在、いろいろ持病がある。糖尿病は薬のみ服用。七尾の病院まで通っているが、なかなか思う時に行くことが出来ていない。家は取り壊すことになると思うが、まだ何も見えていない。

(2024/2/23 女性・80代)
こんなことになると思っていなかった。うちも全部だめになってしまって、今は避難所で安心できているけど、今後のことが不安だね。

(2024/2/23 女性・60代)
糖尿病、高血圧、色々と病気がある。1月1日に地震があった車で一泊して次の日からここに来ました。息子と一緒に。内科、整形外科に通ってて明日、両方に行きます。家はこの学校(避難所)のすぐ近くです。左ひざは痛いし、ここの女性トイレは低いからちょっときついかな。

(2024/2/23 男性・40代)
自宅は屋根の損壊が激しく、母と避難所で生活している。新聞屋の仕事をしており、夜勤もあるため避難所の消灯時刻に外出させてもらっている。屋根の修繕は業者依頼済み、畳などの災害ごみ搬出についてもボラセン依頼中(依頼できるかどうかは家屋の罹災判定次第)母子ともに食欲や睡眠も問題なし。屋根が直り次第自宅に戻るつもりだが、近所の方と会える避難所の方が母にとっては良いかもしれないと考えている。

(2024/2/23 男性・80代)
以前にも足湯をしてもらった。地震前は血圧はあまり高くなかったが1/24に血圧測定すると200以上であったのでお薬を飲んでいる。

(2024/2/23 女性・60代)
みんなに良くしてもらって、十分足りてる。公民館に移るけど居なくなるのは若い人ばかりで年寄りと全壊の私達は残らないといけない。でも充分よくしてもらってるから。

(2024/2/23 女性・70代)
地震の時骨折した足はだいぶよくなった。ここに居たから少しでも何かできればと夕食作りに来てる。ボランティアだよ。今日は豚汁。家に帰れるからいいほうだよ。よくしてもらったから。

(2024/2/24 男性・70代)
釣り人を乗せる船の運転をしていた。今は何もしていない。佐渡まで行ったことがある。能登は長靴の形をしているので、冬でも釣りができる。知多半島の金目鯛が美味しい。能登は良い場所ではない。

(2024/2/24 男性・不明)
文化センターから100メートルほど下の被害が1番ひどい地域に住んでいた。自分の家の周りで16人死んだ。隣まで土砂が来ていて、自分の家はなんとか免れた。1/1〜1/20頃までカップラーメン等の生活をしていて、血圧が200以上に。現在は服薬して170程度に落ち着いている。今の炊き出しでは、リクエストをするとそれを作ってくれるのでありがたい。

(2024/2/24 女性・60代)
和倉温泉で親戚の宿の事務をしているが仕事は再開していない。まだ、水も来ていないので、避難所ではシャワーのみ。時々親戚のところでお風呂に入らせてもらっている。

(2024/2/24 男性・80代)
金沢に娘がいてたまに顔出してくれる。こっちに来なよと言われるがここからは離れられないなぁ。留守番のような感じで穴水にのこってる。避難所は3か所くらい転々としていて、「やっとなれた」と思ってもまた別のところになる。食べものもおフロもみんな用意してくれているものだから・・栄養不足だけど仕方ない。

(2024/2/24 女性・70代)
避難所生活は嫌だ。早くおうちに帰りたい。でも玄関もお風呂とかボロボロ。お手洗いは排水管が直ってない。

(2024/2/24 女性・80代)
右足がやっぱ浮腫んでんなぁ。この間、医者にエコノミークラス見てもらったら、ちょっと引っかかってた。

(2024/2/25 男性・不明)
今日ここに来た。ここに来たら安心したのか、少し眠りにつくことができた。前の避難所でも美味しいご飯を沢山食べ、ありがたい。でも、糖尿病の悪化が心配。少し浮腫が出てきた。

(2024/2/25 女性・70代)
今日はこれで足湯8回目。息子ときとって、あの子の父親は小学校の時に亡くなったんやぁ。なかなか夜は寝れずに何度も目が覚めるんやぁ。

(2024/2/25 男性・40代)
海沿いの自宅の片付けなかなかできない。雨漏りで家の中が大変なことになっていてブルーシートもまだできていない。ごみ等の仕分けなどをボランティアに入ってもらいたいが29日に見てもらって許可がでないと頼めない、早く来てもらいたい。今は地震保険をあてにして待っている。避難所では眠れている。

(2024/2/25 女性・70代)
息子夫婦に避難所に来たら良いと思っとったけど、役所に勤めていて他の人に気がねして来んげわいね。朝起きてもじんのびができんがっや。寝とってもなんか気が晴れん。自宅の2階も大変なことになっとる。息子らも片付けするけどどうなるか分からん。

(2024/2/25 女性・80代)
金沢に住む娘の所に行ったが、帰ってきたくなったので、家の状態を見た時、区長さんに出会い「帰りたい」と言ったら、ここにおいでと言ってくれた。知った顔の人がいるのでよい。

(2024/2/25 女性・60代)
息子2人が車中泊を続けていて心配。息子はイビキをかくので避難所に入ろうとしない。主人も息子のところや避難所で泊まる等してるが身体が心配や。家は倒壊してしまいどうしようかと思っている。

(2024/2/26 女性・不明)
家と避難所を行ったり来たりしている。水道の工事が終わったら自宅に帰るつもり。半壊以上なので補助が70万円くらいでるけど、色んな工事があるので多分足りない。手続きとかするのが遅かったので、順番待ちが長くかかりそう。

(2024/2/26 女性・80代)
トイレが使えるようになってうれしいわ、水が出ないので川の水を流して使っていたけど、ラップポンを設置してもらって、排泄が終わった後、凝固剤を使って固まったものが袋になって出るようになって簡単になったわ。(トイレを直してくれてありがとうと何度もお礼を言われました)

(2024/2/26 女性・60代)
家は一部壊れている状態。水がまだ出ない。いつもは昼間に家の方付けをして、朝、昼は各々食べ、夜はプルートに届けてもらう。手足が冷えやすい。足湯のおかげであたたまって、よく寝れそう。

(2024/2/26 女性・70代)
話している方が楽しい。詩吟を40年やっている。歩くのが好き、天気が良いときは歩いている。1日一万歩を目標とし万歩計を付けている。人を楽しませること、会話が好き手先が器用で色々作っている。

(2024/2/26 女性・70代)
足湯は3回目の参加。美容室を経営していて営業が再開した。今日は2人のお客さんが来てさっぱりしたと喜んだ。嬉しかった。食事が薄味で少しずつ調味料を追加して食べている。足湯をしていると体がポカポカしている。

(2024/2/26 女性・90代)
集落のはずれに息子2人と暮らしている。避難所閉鎖、皆と世話話ししながら楽しく過ごしている。食事は若い者方が作ってくれているが、特に味が濃いとかなく、美味しく食べている。

(2024/2/26 女性・50代 )
近所の方々の今まで見えなかったところが見えてきてしまう。
家は3階建て、階段が使できず2階3階は手がつけられていない、1階の玄関を片付けしている時ガラスで右手の指をけが。最辺・避難所にいるとつかれ、イライラするのでドライブしたり気分転換している。

(2024/2/27 女性・80代)
今まで一生懸命働いてきたから、カラオケなど楽しんで暮らしていた。こんな時だからカラオケどころじゃないけど2,3年したらまた歌いたいね。

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