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令和6年能登半島地震

RSY令和6年能登半島地震への対応(第13報)

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYは令和6年能登半島地震で被災した石川県穴水町の皆さんの生活再建に向けたお手伝いを継続中です。
穴水町には、RSYと繋がりのある団体・個人、企業の皆さんが定期的に足を運んで下さっています。

4月から仮設団地集会所で、月1回足湯&サロンを開催している「認定NPO法人静岡県ボランティア協会」さんもそのひとつ。

各地で足湯ボランティアに関わった経験のあるメンバーを中心に、まごころと笑顔一杯の場を作って下さっています。

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入居してから間もない4月に開催した時はまだ閑散としていた会場も、今では様々な年齢層が来場し、少しずつ賑わいが出てきました。事務局長の鳥羽さんからは、「ずいぶん雰囲気が変わりましたね!」という言葉も。

継続的に関わってくれているからこそ、大小様々な変化に気づくことがあり、これを惜しみなくシェアして頂くことが、私たちの次の活動へのヒントや励みに繋がっています。来場者のつぶやき、ボランティアさんのコメントをご紹介します。


★来場者のつぶやき(5月25日・由比ヶ丘仮設団地)

〇女性・80代
ペースメーカーの検査をしてもうすぐ手術の予定。今日は別の集会所で仮設住宅の表札づくりがあって孫も参加するって言ってたから覗きにいったら、照れてしらん顔をしてたわ(笑)。押し車は砂利道が動かしずらい。ここにも移動販売車が来るけどちょっと高いね。音楽でも流せばいいのに。いつ来ていつ帰ったかもわからない。掲示版にコープさんの案内があったから頼んでみようと思う。

〇男性・80代
今日は妻と自宅の片付けに行き、疲れて少し昼寝をして前の棟の人に誘われてきた。片付けをしている時にすねをぶつけた。

〇女性・60代
午前中に畑に行って作業をしてきた後なので、足湯が気持ちよかった~。この仮設にも移動販売が来るけど私は買わない。車があるから自分で買い物に出かけているよ。

〇女性・40代
移動販売で来ているお刺身が美味しい。(娘さんと二人で来所)

〇女性・60代
娘が5月5日から入院していて心配。私は仕事をしていて土日は休みなの。今はウォーキングが日課になっている。

〇女性・70代
仮設住宅には慣れたよ。どこでもすぐ慣れるんだ。私は5人兄弟で気が合う妹がいるの。ようやく頼んでいた車が来たから、どこにでもいけるね。
〇女性・70代
自宅は全壊。仮設での生活は狭くて慣れない。こんなことが起こるなんて思わなかった。

〇女性・60代
肩こり、頭痛がひどい。いつも11時からパートに行っている。地震で仕事がなくなっちゃって、パートに出るようになったの。

〇女性・60代
今は家族7人で暮らしているよ。水が使えるようになるまでえらく時間がかかって大変だった。川に毎日水を汲みにいったよ。

〇女性・80代
金沢に息子がいて、週1回様子を見に来てくれるんだ。息子がいてよかったな。息子の家に行くよりも、地元にいる方が落ち着くからさ。ここにいるんだよ。

〇女性・20代
受付の仕事をしてます。携帯でインスタを見ているんだけどネット環境が悪くて。ドコモから通信機器を借りたけど、あんまり環境かわってない。

〇男性・10代
相撲の練習をしてきた。相撲が強くなりたい。(穴水町は遠藤関出生の地)

〇女性・70代
家が半壊、婿取りなため自宅を直して住めるようなら住みたい。工場に23年つとめ、15年介護の仕事をして70歳になって辞めた。今は主人と二人暮らしよ。

〇女性・50代
足湯は気持ちいい。家だけじゃなく、水道と下水道の地震対策をしっかりしないとね。


★ボランティアの声

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Oさん
やっと来れた奥能登。静岡のお茶を飲みながら、足湯で暖まり、みんなでたわいのないおしゃべりをしながら、のびるを料理して食べたり、やっぱりそこにはいつもの温かい風景がありました。来て良かったと思えた活動でした。

Mさん
静岡の新茶とお菓子、足湯で手をさすりながら言葉を交わすと、距離だけでなく心が近づけた気がしました。「やっと穴水へ帰って来れた」の言葉と笑顔にふるさとへの想いを感じ、1日も早い復興を願う気持ちがより強くなりました。

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