活動を支援する
平常時の活動報告

RSY・愛知県の大雨への対応(第6報)

みなさま

RSY事務局です。RSYは台風2号の影響で床上浸水の被害を受けた豊橋市在住Mさん宅への個別対応を継続しています。以下、RSY事務局長・浜田より6月28日の活動報告です。

※私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成のご協力を頂いています。

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■Mさん宅訪問

今回は、力仕事もありとのことで、RSYボランティアの女性3名の他に、株式会社デンソーの社員ボランティアさんを含めた男性3人が加わり、7人での活動となりました。

到着すると、「こんなに人が多いといろいろ考えなぁあかんじゃん」と開口一番のMさん節が聞かれましたが、笑顔で受け入れてもらえました。

Mさんが気になっていることを丁寧に聞いていくと、「草を刈ってもらおう」「冷蔵庫の中をふいて」と、一つひとつの用件について私たちへの声掛けがはじまったので、屋外と屋内にわかれて作業を開始しました。

持参したお弁当を一緒に食べている間、週末に、息子さんの仕事仲間が大勢来てくれて、ベッドの部屋の畳を出したこと、食事は被災した住宅で作って、一時的に入居できた公営住宅へ戻って食べていること、ようやくゆっくり眠れるようになったことなど、たくさん話してくださいました。たわいないおしゃべりも大切な時間です。

午後は、板間の拭き取りと塩素系漂白剤での殺菌を行いました。

板間の応接間と食堂は、水分を含んだままの板が浮いてきているのがご自身でも気になっていたようですが、「はがしましょうか」と促しても、なかなか首を縦に振りません。

そんなところへ、あとから合流したチームふじさん代表・藤野さんが、決して急かすことなく、声をかけ続けた結果、Mさんから「(頼みたい気持ちはあるけど)遠慮があるじゃんね〜」という一言が聞かれました。すかさず「今、Mさんが遠慮されて、もし何もしないまま僕たちが別の被災地ができて、行くとしますよね。その後に『来てくれ』と言われてもすぐに駆け付けられない。そうなると僕たちも辛くなるなぁ。。」という藤野さんの語りかけで、Mさんは床板剥がしに同意されました。藤野さんとチームふじさんの助っ人2人が、2部屋の床板をはがし、コンパネを借り敷きしました。

一歩一歩、作業は進んでいますが、暮らしが元に戻るまでには、消毒や乾燥、修繕などまだまだ時間も作業もお金も必要です。
おせっかい隊は、来週もうかがう予定です。

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